ITパスポートとか、基本情報とか、そういうITのベースになる資格勉強のときにネットワーク系の基礎として必ず出てくるこやつら。
苦手意識のある人も多いはず。
なのでめちゃくちゃざっくり説明します。本当にざっくり。
ネットワークちゃんと詳しくやりたい!ならこちらをどうぞ。
通信するために使ってる、という意味では全部同じ。出来ることが少しづつ違う。
これらの情報が無いとやりたい通信ができないと思ってもらってOK。
友達の家に遊びに行くテイで考えてみましょう。
MACアドレス:物理層、データリンク層の話
いわゆるL1、L2。
次に繋がっているところを指すために使う。
A>>>B>>>C>>>D>>>E という通信があるとすると、
A>>>B、B>>>C、C>>>D、D>>>E のやり取りを示すために使います。
駅伝で言う、直接タスキを渡す相手しか知らない感じですね。
なので大きくみるとA>>>E の通信ですが、MACアドレスはこの通信の中で都度都度書き換わるというのがミソ。
友達の家に遊びに行く例だと、
家から最寄り駅まで行って(A>>>B)、
最寄り駅から乗換駅に行って(B>>>C)、
乗換駅で地下鉄に乗り換えて友達の最寄りへ(C>>>D)、
友達の最寄りから友達の家へ(D>>>E)。
最寄り駅から乗換駅に行って(B>>>C)、
乗換駅で地下鉄に乗り換えて友達の最寄りへ(C>>>D)、
友達の最寄りから友達の家へ(D>>>E)。
こんな感じ。
IPアドレス:ネットワーク層の話
いわゆるL3。
さっきの例だと、
「このマンションに住んでるのは分かってるけど部屋番号分かんないんだよな〜」状態です。
友達の家への行き方はわかる、友達の住んでいるマンションに着いた。それだけです。
部屋番号が分からないので呼び出せません。
通信的な話に戻すと、IPアドレスが分かる = 通信先のサーバなどが分かる、となります。
ポート番号:トランスポート層の話
いわゆるL4。
ようやく友達の部屋番号が分かります。
「あいつの家、403号室か」
こんな感じ。
通信に戻すと、ポート番号が分かることでどのプログラムへの通信なのかが分かるようになります。
このくらいざっくり分かればベース資格は怖くない
あとはこのくらいのざっくりした理解度で広範囲を学んでいけば基礎とされる資格は問題なく取れます。
スキマ時間でかるーく学んで気楽に合格しちゃいましょう!