現場で使えるインフラエンジニアになるための最善の方法を考えてみました。
まともに学習してこなかった自分への戒めとして残しておこう、と思った次第。
自分と同じような形でせっかくのスキルアップのチャンスを逃す人が増えないように。
私が考える、インフラエンジニアへの近道はこちら。
- 中古でCisco製品を買って自宅でNW構築する
- ネットワークエミュレーターを使って学習する
- Ciscoのベンダ試験を受ける
一つづつみていきます。
中古でCisco製品を買って自宅でNW構築する
恐らく一番手っ取り早く、かつ自分の身になるやり方がコレ。
四の五の言わずにRT、SWを中古で買いましょう。自宅でNW構築してみましょう。
思っているよりもお金かかりませんし、物理も見える状態であれやこれやいじれるのでエミュレータでポチポチするよりも飽きづらいです。
デカブツを複数台も部屋に置くのは嫌かも知れませんが、案外愛着が湧いてきたりこなかったり?
買うのなら、Ciscoの892あたりでしょうか。
ネットワークエミュレーターを使って学習する
恐らくかなりの方がやったことあるであろう、エミュレーターを用いてのNW構築。
CiscoのPacket Tracerがもろもろの準備をすっ飛ばして学習に入れるのでおすすめです。
基本的なことは上記だけで十分事足ります。
次点でGNS3。より詳しく学んでいきたい!という方向け。そんな人はここなど見ないと思いますが。
OSなどの準備が別途必要になります。
Ciscoのベンダ試験を受ける
CCNAとかCCNPとか、耳にしたことくらいはあるのではないでしょうか。
ネットワーク機器で世界一のCiscoが行っている、ネットワークに関するベンダ試験です。
CCNA・・・レベル1
CCNP・・・レベル2
程度の認識で十分です。レベル1と2の差は数字以上に開きがあるとも覚えておくとなお良し。
SESでインフラを主とする会社に就職した場合、受験料会社持ちで受けることになる場合が非常に多いです。
下記有名対策本などを使って対策していれば合格は容易ですが、現場で使えるレベルにはなり得ないので注意が必要です。
ちなみに有名なCCNA対策本はこちら。
結論:やっぱり自分で構築するのがベスト。
試験を受けること自体が悪いわけではありません。
ただ一つハッキリしているのは、資格取得を目的とした学習ではエンジニアとしてのスキルは身に付かないということ。
特にCCNAは初歩レベルの資格ですので、持っているだけでは他者との差別化にすらなりません。
大事なのは学習の過程でスキルアップしていくこと。
少しづつでもよいので、着実にエンジニアとしてのレベルを上げていきましょう!